自分も1度は期間中に訪れる予定です。
あとニコ生の咲なま姫松編見てました(風呂入ってて途中からの視聴でしたが)。
松田さんの13面待ちでゲラッゲラ笑わせてもらいました。
今回は今回放送される全国編にも登場する岩手県代表の宮守女子高校とちょっと思いついたことについて書こうかなと思います。
まずは宮守の紹介から。
由来となった地名は岩手県遠野市宮守町。
遠野市は岩手県の内陸にある都市で、北上山地の中南部に位置しています。
人口は現在3万人弱。
遠野市宮守町はJR釜石線宮守駅がある下宮守をはじめ上宮守・上鱒沢・下鱒沢・達曽部(たっそべ)がある辺り一帯で、この辺りは2005年に遠野市と合併するまで上閉伊(かみへい)郡宮守村という村でした。
全国編1話の冒頭で出てきた宮守川橋梁は宮沢賢治の「銀貨鉄道の夜」のモチーフになったとも言われていて、現在は恋人の聖地としてライトアップなども行われる宮守の名所の1つです。
宮守に関しては二回戦で登場する高校ということでいろんな方が考察で取り上げられていて、特に私的素敵ジャンク様の宮守女子の謎に迫るシリーズはかなり詳細な考察が書かれていますので是非ご覧になられることをオススメいたします。
で、今回自分が気になったのはシロの髪の色と塞さんの苗字について。
まずはシロの髪。
シロの髪はアニメで色がついてこのような銀色のようなグレー色になっています。
名前の白望については『遠野物語』にも数多く登場する白望(白見)山から(参考出典:私的素敵ジャンク様「小瀬川白望とマヨヒガについて」)名付けられたと思われます。
その白望山・・・今の表記では白見山は宮守からずっと東側、遠野市・大槌町・宮古市(旧下閉伊郡川井村の辺り)の3自治体のちょうど分岐点のような所にあります。
宮守との位置関係はこんな感じ。
標高は1172.6m。
この白見山とおなじ「しろみ」と読む地名が付いている場所はいくつかあるのですが、その中の1つに宮崎県の地名があってその場所が・・・
宮崎県西都市銀鏡(しろみ)。
この銀鏡という場所の近くには宮崎県代表・越野尾高校の由来となった西米良村越野尾があります。
以前越野尾の記事で西米良村と遠野市は友好都市として提携を結んでいると書きました。
そのときは熊倉さんが越野尾と何か関わりがあるのでは?と書いたのですがもしかするとこの銀鏡がシロの髪の色の元としてつながっているのかな・・・?と考えました。
白望山と銀鏡のつながりについては今回この考えの参考にさせていただいた「不思議空間「遠野」 -「遠野物語」をwebせよ!-」様の白望山(白見山)の語源という記事を是非御一読を。
それからもう1つ、塞さんの苗字についてもこの記事を参考にしながら。
この白望山(白見山)の語源という記事の中に書かれている大槌町の製鉄と鬼の伝説。
これは「鬼打ち伝説」という大槌町や大槌川・小鎚川の由来にもなったと言われている伝承のことだと思われます。
(参考出典)
毎日ことば様「「大槌と小鎚」 地名のお話(10)」
(pdf資料)田舎なれども南部の国は 西も東も金の山「4. 古代 蝦夷の鉄 鬼伝説の街 大槌町へ」
咲で鬼というと・・・
私的素敵ジャンク様の盛岡にある三ツ石神社から臼沢塞と薄墨初美について読み解いてみるやかんむりとかげ様の名古屋のの中に余談として書かれている三ツ石神社の岩がモデルになったこのシーンに代表されるはっちゃん=鬼・塞さん=鬼を退治する側という構図。
塞さんの苗字に大槌町で多く見られる「臼沢」が使われたのはこの大槌町の「鬼打ち伝説」が1つの繋がりとして根底にある・・・のかもしれません。
(臼沢性は全国で102件あるそうですが、そのうち42件が大槌町の方のようです)
臼沢という地名は岩手県上閉伊郡大槌町小鎚第20地割の中にある集落だと思われます。
この辺りに臼沢集会所やこの集落で伝承されている臼沢鹿子踊りを伝える臼沢鹿子踊り保存会館などがあります。
今回はここまで。
宮守女子の考察はこれからも色々出てくると思っています。
これ、119局の永水と宮守が行った霧島神鏡の海がもしも宮崎だったら宮守女子と宮崎(越野尾)の関係って何かしらある可能性が高い確率であるんじゃないかなぁ・・・?
次回からはまた関東の代表校の紹介に戻ってる・・・はず。
それでは。