何の変哲もない咲の地名紹介

動画を作ったもののブログ版です。さらにわかりづらくなるかも。最近は地名紹介以外の小ネタも多くなってます。文章がgdgdなのは仕様です。当面は不定期更新です。

October 2013

山口県代表・伊保庄高校

今回からスパム対策のためにコメント欄に一手間加わりました。
以前から穏乃の靴の記事に延々スパムが送られてくるので・・・。
これでも改善がなかった場合はおそらく承認制になります。
お手数おかけしますがよろしくお願い致します。

今回は山口県代表・伊保庄(いほのしょう)高校の紹介になります。
伊保庄1












由来となった地名は山口県柳井市伊保庄。
柳井市は山口県の南東部にある人口約3万人強の都市です。
市内には重要伝統的建造物群保存地区に指定されている白壁の町並みがあり、ここでは映画で実写化されたときめきメモリアルの撮影が行われていたそうです。
伊保庄2












伊保庄はこの赤い部分、熊毛半島(室津半島)に入ったところにあります。
このあたりは元々は熊毛郡伊保庄村という村で1956年に柳井市に編入されました。
伊保庄の有名なものにはサザンセト伊保庄マリンパークという海水浴場があります。
それから伊保庄の南部にある福井地区・大古庵地区のにある棚田がやまぐちの棚田20選(全部で21個)に選ばれています。
肉用牛を放牧して保全活動や稲作と肉牛の飼育の両立を行っているそうです。
伊保庄4












ちなみにこの福井・大古庵地区は大星山の中にあります。
大星山は標高438mの山で頂上を境目に柳井市の伊保庄と熊毛郡平生町にまたがっています。
この大星山の頂上には風車を利用した風力発電所や展望台には滑り台があるそうです。
淡ちゃんと一緒にこの滑り台を滑りたい方は是非大星山へ。


この伊保庄は平安時代には京都賀茂神社(上賀茂神社)荘園として現在の伊保庄・阿月(柳井市阿月)・佐賀(熊毛郡平生町佐賀)・上関(かみのせき・熊毛郡上関町)の4地区を総称して伊保庄と呼んでいたそうです。
伊保庄3


























この伊保庄という地名の由来は、昔この辺りで1羽の赤鳥が産まれたそうで住んでた人が珍しいということで志賀の都(大津京)へこの鳥を献上した所、帝(おそらく天智天皇)の叡感によって「烏王の庄」また「烏雄庄」という地名で呼ばれ、それがいつの間にか転じて「伊保庄」と呼ばれるようになった・・・という感じで伝えられているそうです。
(柳井市HP「柳井市の歩み(伊保庄)より一部抜粋・意訳」)

今回はここまで。
これで中国四国はあと一ヶ所ずつかな。
今月中には中四国全部紹介したいところです。
それでは、皆様台風には細心の注意を。
何事もなく通りすぎて欲しいものです。

高知県代表・長者野高校

今年も2着かぁ・・・。
でも今年は勝った馬が強すぎた。

久しぶりの本分、地名紹介の記事になります。
今回は高知県代表・長者野高校の紹介になります。
長者野1
















由来となった地名は高知県室戸市吉良川町にある集落。
室戸市は高知県の東南部にあり、台風で度々甚大な被害が起きたことで知られています。
最近は過疎化が進み高知県の11市の中で最少の人口、国内全部の市の中でも下から5番目という人口の市です。(参照:Wikipedia・日本の市の人口順位
長者野2














吉良川町は1959年まで存続した町で吉良川町を含む5町1村が合併して室戸市が誕生しました。
この吉良川町は昔から木材やその木材を活用した「土佐備長炭」などの集積地として栄えた町で、沿岸の街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて保存会による活動も行われています。
長者野4
















ただし長者野はその街並みがある沿岸部(下町地区)ではなく西の川を3~40分ほど上流へ遡った上町地区の中にあります。
この辺りは県の土砂災害危険箇所にも指定されているようです。
かつては小学校と中学校があったのですがどちらも1978年に廃校に。
郵便局も2001年に廃止、バスも廃止になっているようで・・・。
画像で見たのですが、トタン板でできた建物の壁に「長者野」と書かれたところが集落の入口だそうです。
現在は備長炭を作っているがあるそうです。


この長者野にはその昔祭りに紛れ込んでしまった飛脚が泥を投げた娘たちを斬り殺してしまい自分も自害してしまう悲話を伝える泥打ち祭りという民話があります。
この民話の一節に
「ここ長者野は昔から美人の多い所で、吉良川小町といわれ、七浦に知れ渡っていた。」
というのがあり、代表校の地名に長者野が使われたのはこの民話が元になったのかもしれません。
ただ、この民話が室戸市の広報に掲載されたのが2010年の5月号。
全国大会のトーナメント表が出た咲66局が掲載されたヤングガンガンの発売がおおよそその1ヶ月後。
・・・タイミング的にはギリギリかな?
それか昔から立さんが存じていたか、何か別のものが。

今回はここまで。
これで中四国は残り3校・・・なはず。
中四国編が終わったら虫食い状態になってる関東の残りをやっていこうかと考えています。
それでは。

咲・近畿巡り⑤三箇牧編

一か月前はあんだけ暑かったのになぁ・・・。
今回は近畿巡りの最後、三箇牧編です。

4日目。
宿のチェックアウトが10時、新幹線の時間が18時過ぎ。
さてどうしようかな・・・ということで三箇牧に行ってきました。
三島江











阪急茨木市駅から柱本団地行きのバスで20分程揺られて三島江というバス停で降りるとその近くに三箇牧があります。
三箇牧という地名自体は新幹線の高架沿いだけですが以前三箇牧高校の記事で書いたようにこの周辺一帯は旧三箇牧村の領域ということで、あちこちで三箇牧という3文字を目にしました。
ちなみに自分は何を思ったのか、一つ先の三島江南口というバス停まで乗車してしまったので余計な距離を歩きました・・・。
その三島江南口のバス停の目の前にあるラーメン屋さんですがGoogleマップだと天下一品と書かれていますが実際は全く違うラーメン屋さんになった上にそのラーメン屋さんも閉店しているのでご注意を。
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まずは三箇牧そのものへ。
工場と田んぼと家が立ち並ぶ、ごく普通の所です。
右の写真の左側に映っているのは新幹線の高架で、この下に公園があります。
そこの写真も撮りたかったのですが、子供が遊んでいたので自重。
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三箇牧から淀川方面へ倉庫群を抜けるように歩くと三箇牧郵便局の隣に三島鴨神社があります。
左の写真は道路に面している裏門(裏参道)で右の写真が表参道にある大鳥居になります。
この大鳥居は阪神大震災の時に崩壊してしまいその後新しく建てられたものだそうです。
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絵馬を奉納するところもあるので、初詣に参拝して荒川さんの絵馬を・・・というのも。
この三島鴨神社は日本で最初の三島神社(大山祇神を祭神とする神社)と言われ、愛媛県の大山祇神社・静岡県の三嶋神社と共に「三三島」と呼ばれていたそうです。
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淀川へ向かいながら今後荒川さん回があった時のために扉絵になりそうな風景探しとかやってました。
右の写真の左側に見えるのが三箇牧小学校です。
「今から降る」と言わんばかりな雲。
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三島鴨神社へ戻って表参道側の道へ。
階段がなかったので鉄塔が映るように。
田んぼの稲穂もかなり伸びているもののまだまだ青々としていて、風が吹くたびに草原のようになびく音が。
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滞在時間はおおよそ2時間弱。
今度は天気のいい時に、もう少しゆっくり時間をとって伺いたいですね。
ちなみにこの三箇牧を通る阪急茨木市駅~柱本団地のバスですが、土日は日中はほぼ等間隔で1時間に2本、平日は1時間に3本の時間もあれば1本しかない時間もあるので訪問される際には事前に時刻表をチェックされることをおすすめします。

これにて、今回の咲・近畿巡りは終了です。
千里山・三箇牧は結構駆け足になってしまいました・・・。
次、舞台巡りをするなら・・・身近に関東でしょうか。
日帰りで行けますし。
またどこか訪れたら記事にしようと思います。

次回からはまた地名紹介の記事に戻ります。
どこまでやったっけなぁ・・・中四国の途中だったはずなのでその辺りのどこかの高校の紹介をする予定です。
それでは、今後共よろしくお願いいたします。
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