何の変哲もない咲の地名紹介

動画を作ったもののブログ版です。さらにわかりづらくなるかも。最近は地名紹介以外の小ネタも多くなってます。文章がgdgdなのは仕様です。当面は不定期更新です。

March 2013

和歌山県代表・和深高校(3/25追記有)

咲全国編、来年の春ですか。
新情報がいろいろ出てきますね。

今回はブロック4Bの最後の1校、和歌山県代表の和深高校です。
和深1















由来となった地名は和歌山県東牟婁(むろ)郡串本町和深。
串本町は本州最南端にある町で近畿地方の天気予報でよく見かける潮岬もこの串本町にあります。
串本町は明治40年に串本村から串本町に変わったのが元で串本村時代から西牟婁郡の属していたのですが、2005年に東牟婁郡古座町と合併して新しい串本町になった際に東牟婁郡に移ったそうです。
ちなみにこの旧古座町出身の有名人に明石家さんまさんがおられます。
和深2












ちなみに和深はこの位置。串本町の西側にあります。
和深自体はあまり目立ったものが無く、牟礼山という400m弱の山がきれいな円錐形の形をしているために和深富士と呼ばれて旧和深小・旧和深中の校歌の中で歌われていたというくらいでしょうか。
ただ、和深には漁港があり釣りのスポットとして知られているそうです。
また大正末期に起きた良栄丸遭難事故という乗組員全員が亡くなってしまった海難事故で、遭難してしまったこの良栄丸の船籍があったのが当時の和深村だったそうです。

串本町全体に目を広げると、串本町の海岸部は吉野熊野国立公園の一部に指定されています。
吉野熊野国立公園は大きく分けると山・河・海と分けることができるのですが、山の部分は阿知賀女子のある吉野山が北端になっています。
他には串本町江田にある徳大明神社には丸い石が境内にいくつか置かれています。
説明を見ると、熊野は山梨の甲斐地方についで丸石を信仰する風習が多く見られる地域だそうで、この徳大明神社のほかにも那智勝浦町の飛瀧神社(ひろうじんじゃ、熊野那智大社の別宮で拝殿の代わりに那智の滝を直接拝む神社)の「光が峯遥拝石」や田辺市本宮町の乳子大師の「乳古良(ちごら)石」や奈良県十津川村の玉置神社の「玉石社」など丸石を信仰する風習が熊野に根付いている証のようなものが多く見られます。
(参考出典)
きのくに風景賛歌様:徳大明神社と丸石信仰
巨石巡礼様:玉置神社と丸石

今回はここまで。
この丸石信仰から何か無いかなぁとか考えたのですが思いつきませんでした・・・。
次回は小ネタで「君の瞳にシャープシュート☆」様が書かれていた宮永照のギギギーってなんだ?とモロ被りになりますが、府中に関わりのあるものから考える宮永照の「ギギギ」的なものを書くと思います。
早ければ今週の木曜日、遅ければ来週の今頃の更新になると思います。
それでは。

追記
本日祖父が他界しました。
先月祖母が亡くなって1ヶ月ちょいですか・・・立て続けに祖父も逝ってしまいました。
更新に関してですが、このあと葬儀とか諸々ありますので3月中の更新はありません。
次回は4月に入ってからになります。
次回の記事は宮永照のギギギについての予定でしたが、予定を変更して以前教えていただいた動画の紹介をしようと思います。
ギギギに関してはその次にやる予定です。
そのあとはまた3校程の紹介→小ネタという流れになるんじゃないかなぁ・・・と。
3月はあまり記事を書けませんでしたが、4月からまたボチボチ書いていこうと思っています。
申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願い致します。
それでは。

東京・南日ヶ窪中学校

1週間ぶりでございます。
皆様、阿知賀編最終回に向けていかがお過ごしでしたでしょうか。
自分もなるべく関西早売り前のネタバレを回避して他のブログ様の感想を楽しもうとしていたのですが・・・。
土曜日にネタバレ踏んでしまいました、pixivで・・・。
仕事の休憩中に個室に入って携帯でpixivの咲絵をポチポチ見てたら竜華が泣いてる絵があって思わず開けてしまったのが運の尽き。
タイトルが「【ネタバレ注意】敗退者たち(的な感じの。今はタイトル変わってます)」。
1ページ目に竜華がセーラの前で泣いている絵が、2ページ目には哩さんの胸で号泣する姫子の姿が。
まぁ、そのまま試合終了後の控え室の様子でしたね。
さすがにまとめアンテナ様で踏んだら「ま、いっか」となるのですが予期せぬところで踏んでしまったのは「おお・・・」ってなりました。
その時の個室内での自分はいちご



















まさにちゃちゃのんのこの状態でした。
最終話について皆様いろいろな感想があると思いますが、自分は面白かったなぁと思います。
細かいところを突き詰めていけばいろいろあるとは思うのですが、各々のキャラから発せられる「熱」が本当に熱くて好きでした。
4月の単行本の発売、楽しみに待っていたいと思います。

話は変わって。
阿知賀編の最後に「立さん×あぐりさん」コンビでの新作がビックガンガンで連載とありましたね。
そして昨日の立さんのHPにてその新作も咲関連という情報が出ました。
その下の方に中学生の淡の制服姿の絵が。
そしてその横に「南日ヶ窪中」の文字。
・・・週末に和深の記事という予定を変更して調べてみました。

南日ヶ窪は昔東京にあった地名で「麻布南日ヶ窪」という地名でした。
江戸時代の頃には既にこの地名的なものがあったそうです。
(参考出典:麻布細見様・麻布南日ヶ窪町)
正式な地名になったのは1878年に郡区町村編成法が施行され麻布区が出来た時だと思われます。
南ひがくぼ1














上記の麻布細見様の記事を参考にすると大体この辺りが麻布南日ヶ窪町だったとされています。
芋洗坂の坂下から鳥居坂の坂下周辺までの細長く小さい町だったようです。
毎日jp(毎日新聞のサイト)の昭和毎日というページには1956年時の東京の地図があって、そこにも南日ヶ窪町という地名が記載されています。
そこに載っている記事によると、南日ヶ窪町周辺は昔から金魚の養殖が盛んだったとか。
なんでも、この辺り一帯は湧水による池が点在していてこのあたりに住んでいた下級武士が副業として金魚の養殖を始めたそうです。
(参考出典:東京の水2009flagments様・六本木、麻布十番、元麻布の川跡(3)六本木ヒルズ〜麻布十番の流れ)
ブラタモリの最終回でも取り上げらていたそうで見る機会があれば見てみようかな・・・と思います。
ちなみに南もあれば北もあるわけで、北日ヶ窪町という地名もあったのですが今は北日ヶ窪のほとんどは六本木ヒルズに変わってしまったようです。

今回はここまで。
立さんあぐりさんコンビの咲関連の新作は何編になるんでしょうねぇ。
その辺り、楽しみにしながら続報を待ちたいですね。
自分の周辺がまだいろいろとバタバタしそうな状況でして、今後は更新ペースが今までより遅くなると思いますが今後共よろしくお願い致します。
それでは。

更新お休みのお知らせ

こんばんわ。
「何の変哲もない咲の地名紹介」をご覧くださり、誠にありがとうございます。

今回はタイトルの通り更新お休みのお知らせをさせていただきたいと思います。
ここ数日、阿知賀編最終話のネタバレに関する事案で咲-Saki-まとめアンテナ様はじめ各サイト様相当気を使っておられる状況です。
自分は単行本派なのでネタバレを踏んでしまっても「ま、いいか」という感じなのですが、やはり自分が読むまでネタバレは是が非でも避けたいという方も多くおられます。
(個人的にも雑誌発売日より前のネタバレには「ちょっと・・・」とも思っています)
そのネタバレを避けたい方が当ブログに来られた際に万が一ネタバレを踏んでしまったら・・・
ということを避けるために

・更新を来週末辺りまでお休み
・その間のコメント欄は承認制

にしたいと思います。
発売日と同時解禁ではなく、来週末までにしたのはこのブログは基本的に感想を書かないブログなので発売日とその直後は他のブログ様の最終話感想をじっくり楽しんでいただきたい(自分も楽しみたい)というのと、発売日の直後に先月亡くなった祖母の最初の月命日が来るのでちゃんと手を合わせてこようと思っているので少しお休みを長くとろうかな・・・と考えました。

休み明け最初の更新は和歌山県代表・和深高校の紹介になります。
(本当は今日の更新を目指していたのですが所用で終日外出していたのでできませんでした・・・)
その後は小ネタ→3校ほど紹介→小ネタの予定で考えています。

それでは、申し訳ありませんが更新の方を少しお休みさせていただきます。
皆様、良い咲-Saki-ライフを。

北神奈川代表・東白楽高校

ここ数日、鼻水が止まらなくてティッシュの減りがヤバイです・・・。

今回は1回戦4Bブロックの3校目、北神奈川代表の東白楽高校の紹介です。
東白楽1
















由来となったのは神奈川県神奈川区白楽(はくらく)にある東急東横線東白楽駅です。
神奈川区は横浜の手前辺りにあります。
東白楽2











白楽地区・東白楽駅に焦点を当ててみるとこんな感じです。
周辺には神奈川大学を筆頭に捜真女学校・県立神奈川工業高校などがあります。
で、この神奈川工業高校の中にもう1つ高校がありまして、拡大してみると出てくるのですが
東白楽












県立神奈川総合高校という高校が出てきます。
1995年開校の県内初の単位制を採用している全日制普通科の高校なのですがこの学校、神奈川工業高校の敷地内に併設されています。
食堂や図書館など一部の施設は2校共用になっているそうです。
実はこの学校の卒業生の中に
井上純











純くんの中の人、甲斐田裕子さんがいらっしゃいます。
甲斐田さん以外だと「だっちゅ~の」で流行語大賞を取った元パイレーツの浅田好未さんとかいらっしゃいます。

白楽という地名の由来は東海道五十三次の3番目の宿場である神奈川宿が白楽からもう少し海側に行った神奈川本町にあって、白楽のあたりには神奈川宿で馬の治療をしたり仲買をしたりする伯楽(馬喰・ばくろうと読みます)が多く住んでたことから伯楽が転じて白楽になったと言われています。
この白楽の隣に六角町(ろくかくちょう)という地区があります。
家系ラーメンの六角家の本店があったりデビュー前の矢沢永吉さんが住んでたとか言われている場所です。
ここは地名の由来として日本武尊のお話が出てきます。
日本武尊が東方へ赴く際にこのあたりを治めていた大伴久応という豪族の庵に泊まり、翌朝日本武尊が五位木という六角の木の箸で食事をしてその箸を久応に贈り、久応はその箸に「天照大神・日本武尊」と書いて日夜拝んでいたそうです。
そのことから「六角箸村」となり、のちに「六角橋村」になったと言われています。
参考:wikipedia・白楽駅内駅名の由来
参考:wikipedia六角橋

他には神奈川区は浦島太郎ゆかりの地ということも言われていて
東白楽4











東白楽駅の周辺にはこのように浦島伝説に因んだ地名がいくつかあります。
もっとも、浦島太郎ゆかりの地というのは全国にいくつもあるそうなのですが・・・。

横浜といえば三尋木プロの出身校もあるのですが、そちらはそのうちということで。
今回はここまで。
次回は4Bの4校目、和歌山県代表の和深高校の紹介になると思います。
それでは。

山形県代表・天童大付属高校

キーボードを買い換えました。
6000円ほどのものですが前のよりかは打ちやすいような気がします。

今回は1回戦ブロック4Bの2校目、山形県代表の天童大付属高校です。
天童1














咲の高校の由来になっている地名はマイナーな地名が多いのですが、山形は珍しく市の名前がそのままついています。(山形含め全部で4校あります)
由来となった地名は山形県天童市。
山形県のほぼ中央部にある人口6万人程の市です。
天童市の特産品の1つである将棋の駒は国産品の95%が天童市で作られたものだそうです。
ちなみに天童市と交流都市として提携している都市の中に茨城県土浦市があります。
天童4






内容としてはこんな感じの協定なのですが、土浦といえば小鍛治健夜プロの母校で10年前のインハイ優勝校、土浦女子高校がある所ですね。


ところでこの天童大付属、名前のとおり大学の附属校なのですが天童市には四年制の大学がありません。
羽陽学園短期大学という短大が1つあるだけです。
そこで昔の学校とかで何かないかな・・・と史跡とかを探してみるとそんな感じのが1つ。
格知学舎というのが天童市上貫津という山の麓の方にありました。
この格知学舎は儒学者で浄土真宗の僧侶でもあった本沢竹雲という方が明治2年(建物は翌年完成)に開いた私塾です。
西洋文化を徹底的に排除し髷を結うことが入門(入学)の条件になっていたことなどから「チョンマゲ学校」と呼ばれていたそうです。
天童3














このAのマークの場所にあります。
この格知学舎は現在はモミジの名所として観光スポットになっています。
このモミジは明治2年の開塾時に京都嵐山のタカオモミジを移植したもので、山形新幹線山形駅の発車メロディになっている民謡「花笠音頭」にある「花の山形モミジの天童」のモミジはこの格知学舎のモミジだという説があるそうです。


地図を航空写真に変えてもう少し拡大してみましょう。
天童5


















格知学舎から奈良沢不動尊側へ歩いていくと雨呼山(あめよばりやま:標高905m)の登山道がいくつかあります。
この雨呼山は日照りが続くとこの山へ出向き山頂直下にある龍神の池に住む龍神様を怒らせて雨乞いをするという風習が昔あったそうで、その風習からこのような山の名前になったそうです。

この雨呼山の中腹に「ジャガラモガラ」と呼ばれる一帯があります。
ジャガラモガラは中腹にある深さ100m程のすり鉢状のくぼ地で、そこには数十センチ程の穴がたくさん空いておりそこから冷たい風が吹くそうです。
この冷風の影響でジャガラモガラの辺りは標高500m程の場所にあるにも関わらず蔵王連峰(標高1800m)よりも平均気温が低く、まわりの山にはないレンゲツツジやベニバナイチヤクソウなどの高山植物が生え育っています。
で、この一帯になぜ「ジャガラモガラ」という名前がついたのか・・・というのは諸説あるそうですが、今のところ一番有力な説が雨乞いの際に出てきた龍神のサンスクリット語の名前である「シャガラ(しゃから・娑伽羅・娑羯羅)龍王」から付けられたという説だそうです。
参考出典:ジャガラモガラのひみつ・他複数サイト様)
おそらく、雨乞いをするために向かった山頂直下の池というのもこのジャガラモガラじゃないかなぁ・・・と思っています。

このシャガラは八部衆と呼ばれる仏教を守護する8神の中の竜族の八王(八大竜王)のうちの1つで「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている奈良の興福寺にも「乾漆八部衆立像(かんしつはちぶしゅうりゅうぞう)」の一体として沙羯羅像が国宝館に保管・展示されています。
ちなみにシャガラを含む八大竜王を雨乞いの神様として祀っている社寺がいくつかあって、その中の一つに吉野郡天川村にある龍泉寺があります。
りゅうせんじ














阿知賀女子のある吉野駅周辺との位置関係はこんな感じ。
この龍泉寺へ行くには下市口駅から奈良交通バス洞川(どろかわ)温泉行きに乗って終点まで1時間半揺られたあとそこから徒歩5分ほどだそうです。
龍泉寺には水行場があって洞川から登る修験者は宗派を問わず龍泉寺に詣で、水行の後、八大龍王尊に道中安全を祈ってから山上ヶ岳に向かうしきたりとなっているそうです。
(参考:天川村役場・観光データベース

最後は天童から吉野に行ってしまいましたが今回はここまで。
記事を書いてるあいだに3月になってしまいました。
次回は4Bの3校目ということで北神奈川代表・東白楽高校の予定です。
それでは。
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