越谷の部長って王子だったのか・・・。
てっきり新井さんだと思ってました。
今回は3話で出てきた高校の続き、南神奈川代表の栢山学院高校です。
栢山学院は2回戦で白糸台・新道寺・苅安賀と対戦していた高校です。
3話だと小さくしか映っていないのですが、阿知賀編ではもう少し大きく映っていました。
由来となった地名は神奈川県小田原市栢山(かやま)。
小田原市は神奈川県西部の都市で国から特例市として指定されています。
現在の人口は約20万人弱。
栢山は足柄平野を流れる酒匂(さかわ)川沿いにあります。
この辺りには県立小田原城北高校があり、女子生徒の制服が森英恵さんのデザインだそうです。
上の2回戦の画像、おそらく黒い制服のほうが栢山学院ではないかなぁ・・・と思っていますがどうなんでしょうか?
この栢山は薪を背負って本を読む幼少期の銅像で有名な二宮尊徳(二宮金次郎)が生まれ育った場所です。
唱歌の題材にもなった二宮尊徳 ですが大人になってからは小田原藩や下野国桜町領の財政を立て直した農政家として活躍しました。
その尊徳の考えをまとめて説いたものを「報徳思想」というのですが、この報徳思想を教えの礎として作られた学校に野球等で有名な兵庫県の報徳学園高校があります。
また、二宮尊徳をはじめとする二宮家のお墓がある善栄寺(このお寺も栢山にあります)には巴御前と木曽義仲のお墓もあります。
巴御前は義仲に仕えていた女性とされていて、義仲の初対面時に馬もろとも投げ飛ばしたとか左右から挟み撃ちで襲ってきた敵の武者を脇で締めて頭をもげ落としたとか義仲に諭されて落ち延びる前にそこに襲いかかってきた武将を馬から引きずり下ろして首をねじ切ったとかいろんな武勇伝がある女性です。
その後は何らかの理由で鎌倉に連れられた後に出家し91歳まで生きたと書かれていますが、 「平家物語」と「源平盛衰記」にしか登場しないことから架空の人物ではないかとも言われています。
もし登場していれば、学校的には有珠山高校に似た感じになる・・・かもしれません。
思想とか教えとかいうものが背景にあって、1人絶対的なエースがいるような形でしょうかねぇ。
今回はここまで。
最近IEから更新がうまくいかなくなってるので今回からChromeで更新していますが、元々見辛いのがさらに見辛くなっていなければいいなぁ。
以前からやらなきゃと思ったまま放ったらかしにしていた咲の1県2校出ている所の分け方についてですが、日刊・咲-Saki-様が記事にされていますので是非こちらもご覧になって頂ければと思います。
それでは。